僕が司法書士試験に合格したのが平成24年になるので今年で11年目を迎えています。11年目はまだ若手なのか、それとも中堅なのか、微妙なところですが、業界での年齢は若い方なので若手に分類されるのかなと思う今日この頃です。
さて、今日は、司法書士試験の合格(5回目の受験)までを振り返りたいなと思います。
ただ、長文になりそうなので今回のブログでは1年目から3年目までを振り返りたいなと思います(前半)。
司法書士を目指したきっかけは、大学4年生の10月。一応就職活動をしていて内定をいただいていた会社もあったのですが、自分が一生勤める会社なのかどうかに疑念があったため、やっぱり手に職をつけておいた方がいいのかなと思い内定を辞退して司法書士資格を取ることに決めました。なぜ、司法書士だったかは、あまり意味がなく、司法書士がどんな仕事をするのかも知らずになんとなく法律系の仕事なんだろうと思い目指しました。あとは、肩書があった方がモテるし、稼げるのでは?ということぐらい。。。
こんな不純な動機で勉強を始めましたが、1年で合格する自信があったので家族の了承の元、勉強に専念するために就職することなく1年勉強のみ行いました。当時、北九州にも資格予備校LECがあり、自習室が空く時間から閉まる時間まで司法書士の科目と向き合いました。
この時は、食事・お風呂・睡眠以外の時間は勉強しており1日14時間くらいは勉強してました。(というか、勉強以外することがなかったです・・・)この環境のおかげもあり合格ラインにはいましたが、結果は不合格。記述式の問題様式が大幅に変わったこともあり、何をどう記述していいのかさっぱりでした・・・実際の本試験での合格は簡単ではないなと痛感させられました。
ここから僕自身の暗黒の時代が始まります・・・
1年で合格するつもりでしたので、すべてを捨てて挑んだため2年目・3年目の受験期間はあまり熱が入らず勉強をさぼることも多く、答練の結果も良くなく、判定も下がっていく一方でした。当然試験の結果は不合格でした。この2年間は何がしんどかったかというと周りの反応でしたね。同級生は就職して仕事にも慣れ社会人として進んでいく一方、自分は後退しているのではないかという思いばかりでした。また、当然お金もなかったので友人と会うことも控えてましたし、親へも迷惑をかけていたなと思います。(大学卒業後は、実家で生活していたので環境には恵まれていました)精神的にすごくしんどかったのをこのブログを書きながら思い出しています。
この受験期間の中で1番病んでたのは4年目だと思います。4年目を迎える年に司法書士事務所の補助者として働き始めるのですが、環境も変わり仕事にも慣れないといけず本当に大変でした。
この4年目から合格をした5年目の話は、また次回にしようと思います。
令和5年1月15日 司法書士 梶原 司